映画「太陽の塔」

映画　太陽の塔

 

ドキュメンタリー映画です。

ですが、既成のドキュメンタリー映画とは少々毛色が異なります。

ドキュメンタリー映画は基本、事実な物事を内容としていくのですが

未来にまで想いを馳せ、その状況が映像化されています。

 

太陽の塔について語るということは

すべからく岡本太郎について語ることと同義になります。

映画の内容を語ることは少々野暮なことだとは思うので・・・

 

太陽の塔のことについて、深く深く掘り下げていくのかと思いきや

太陽の塔を起点として、現代の問題にまで切り込んでいきます。

過去に作られたものが今に訴えかけるものは

そして、未来にまでつなげようとしているものは？

 

一般的な岡本太郎のイメージは「芸術は爆発だ！」に代表されるような

場違いで突拍子もない言動をするような人、というイメージではないでしょうか。

ところがどっこい！　人間に対して、文化に対して、とても造詣が深いのです。

人に対して温かく見る目があるのが前提での、挑発的な言動なのではないでしょうか。

（ここは私の希望的観測な感が強いかも・・・）

 

岡本太郎に縁がある人から太陽の塔の制作に関わった人、など

色々な識者の方たちが語っている言葉を切り分けてつなぎ合わせて映画が組み立てられています。

パズルのピースをはめ込んでいくような印象を受けました。

違和感なく話しが連なっていくことが、当たり前のようにかんじられたのですが

それはたぶん、すごいことなのだと思います。

 

ぜんぜん話がまとまりません。　語りたいことが多すぎるのですが、映画の内容は控えたい。

ジレンマですね・・・

とにかくです！　観れば、岡本太郎の偉業の一端が理解できるでしょう。

 

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