東日本大震災から10年が経ちましたね・・・
震災後の2013年と2016年
宮城の気仙沼にボランティアで訪れました。
ボランティア団体の一員として赴き、仮設住宅にお住まいの方々にマッサージを受けていただきました。
2013年の時は、訪問した先で気丈に振舞っている方が多く、元気付けに行っているはずのこちらが元気をいただくような気持ちになりました。
その3年後、2016年の時は、仮設住宅に住まわれている方が少なくなってきてはいるものの、ボランティアに来る人の数が激減していました。
このままでは、被災された方々は自分たちのことをすっかり忘れてしまうのではないか・・・
そんな心細さを持っているように感じました。
その後は訪問することができていないのですが、
10年経った今、訪問した場所、マッサージを受けてくれた人たちはどうしているだろうか・・・
元気にしているだろうか・・・と、改めてボランティアをした当時のことを振り返り、胸が締め付けられるような気持ちになりました。
港から津波でかなり内陸まで運ばれてしまった第18共徳丸
これを見た時は、理解が追いつかないぐらいにショックでした。
300トンほどもある大きな船が流されてきた。
津波の恐ろしさに声も出ませんでした。
この船は震災遺構として後世に残していくという話もあったらしいのですが
2013年に解体することが決定しました。