筋トレしても筋肉痛はその日のうちには始まりませんよね?
次の日か、人によっては二日後なんてこともあると思います。
なんでだろうか?
そもそも「筋肉痛」とは
【運動で傷ついた筋肉を治す時に発生する痛み】
とされています。
もう少し詳しく説明すると
運動やトレーニングによって筋繊維に傷がつく(筋繊維が切れる)
その傷に毛細血管から白血球やたんぱく質が集まり炎症が起こる
その炎症反応が筋肉痛の1つの原因
「炎症反応」とは
白血球などが細胞を1度壊して再生させていく
その過程で痛みの元になる刺激物質が発生する反応
ですが、筋繊維には痛覚はなく、すぐに痛みを感じることはない
筋繊維から外に運ばれて、筋膜に届きます
筋膜には痛みのセンサーがあり、そこで筋肉痛として痛みを感じる
筋肉痛が運動したその日うちに出ない理由は、こういった体の仕組みがあるためです。
人によって筋肉痛が発生するのに違いがあるのはなぜ?
年齢によっても違いがあるのではないか?
そんな話も聞いたことがあるかもしれませんが
若年層でも高齢の人でも、基本違いはないとのことです。
【普段運動している人としていない人によって違いは出てくる】
運動不足の人は運動している人に比べて毛細血管の働きが弱く
白血球の移動が遅い、刺激物質の発生も遅い
結果として筋肉痛の発生が遅れる
筋肉痛の発生は「超回復」という筋肉が強化されているサインでもあります。
筋肉痛は喜ばしいこと、という捉え方の方が楽しく過ごせそうですね。
「超回復」のことについては、また次回に!
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